ベネズエラのコカインビジネスと国内状況
CNN Newsより
<ベネズエラからアメリカへ何百もの小さな航空機がベネズエラ国内から、ノーマークで国内外へ通過を許している>
・見過ごしているのはベネズエラの軍事、政治のエリート達である・
<麻薬密輸業者はベネズエラ当局の権力と共犯している>
現在ベネズエラは2013年に前大統領の死後大統領の座になった独裁者マドゥロと国民議会における暫定大統領の就任を今年一月で宣言したグアイドの2人が対立している。
現政権側を支持するのは、中国、ロシアなど
反政府側を支持するのはアメリカ、日本などの世界50か国程が支持している。
現在ベネズエラは、物価上昇率250万%のハイパーインフレ、治安の悪化が起きている。
混乱に乗じ、
コロンビア産のコカインは、以前は南部のジャングル地域から出発していたが、
今では飛行時間を短縮するために、より発達した北西部地域から出発している。
ベネズエラから50もの秘密滑走路から運ばれるコカインは、カリブ海のいくつかの国に届けられてからメキシコに出荷され、アメリカへと運ばれている。
ある米国の関係者は、2018年だけで265トンものコカインがコロンビアからベネズエラへ入り流出したとされ、末端価格約330憶ドル(日本円にして3兆6957億円)にもなる。
「私たちの仕事は、人身売買の業者が運ぶコカインのトラックが迅速に国境を通過したか確認するのが仕事だった。国内の権力闘争が激しくなろうとコカインの密輸は止まらない」と語っていた。
国家の腐敗と麻薬ビジネス、内乱はいつ終息を迎えるのか。